2009年04月22日

【やっと本当の自分に出会えた:統合失調症と生きる当事者・家族からのメッセージ】

こんにちは☆

統合失調症の、一主婦です。
発病して、21年になります。
この病気は全国どこでも、100人〜130人に
一人の割合で、発症している心の病です。
『心のバリアフリーな施設設立』目指しています。

2009年を、新しい出発の年として
迎えました。
少しでも、前進できるよう、務めていきたいと
思います。

さつき ”(^o^)”


■『やっと本当の自分に出会えた』上森得男 著
は、統合失調症の回復のヒントがもらえた本でした。
この本では、当事者の上森一郎さんのことを
お父様が記されたものでした。

今では、元気に回復して、リサイクルセンターでも
その働きぶりを認めてもらえている一郎さんですが、
一時は、絶望的になったこともありました。
回復には、リスパダール(液状)という
新規抗精神病薬へのスイッチングに
踏み切ったことと、本人の良くなりたいという
意欲、周りからのポジティブな働きかけ
があって、改善への道を開いたのでした。

■ただ、新規抗精神病薬は、いくつもあるので
どれが患者さんに合うかはわからないので
医師との相談のうえ、理想的には、
患者さん(当事者)が、薬のプラスもマイナスな
面も理解した上で、自分の意思で選ぶことが
大事だと言われています。
こういったことは、患者さん自身に、
自分の病気に責任を持つという意味でも
大事なことになってきます。

■医療提供者の決定に従って薬を服用する
ことを「コンプライアンス」と言います。
当事者が自分の病気を受け止め、
服用の意義を理解し、主体的に治療に
積極的に参加するなかで、医師の支持に
したがい正しく薬を飲むことを
「アドリヒアランス」と言います。

■調べたわけではありませんが、
まだ「コンプライアンス」の状態の
病院は割にあるのではないでしょうか。

一郎さんの、ご家庭では、一郎さんのお父さん
著者の上森さん自身の、
お兄さんと、弟さんが統合失調症で二人とも
お亡くなりになっています。
お兄さんは自殺で、弟さんは、自殺未遂が
もとで、生涯病院から出られませんでした。

■上森さんが、息子さんの病気に対して
真剣になったのも、お兄さんと、弟さんの
残念な結果があったからこそ、
自分も反省するところがあり、
また自分の愛する息子が苦しむ姿を
見ていられなかったから、
なんとかして一日も早く良くして
やりたいとの思いからでした。

■ところが、家族のそういった思いとは
裏腹に、焦ることは患者さんにとっても
良い結果は生みません。
それに気づいた上森さんは、
一郎さんに理解を示し、心を寄せています。
とにかく、どんなときにも前向きに
働きかけてきた上森さんの、
ひとつひとつの言葉には、
息子さんに愛情かけて丁寧に働きかけて
きた思いが伝わります。

■ーーーーー上森さんの言葉ーーーーーーーー
統合失調症を受け入れることは容易な
ことではありません。
私たちもそうでした。でも、絶望して
立ち止まったままでは何一つ前進しません。
絶望の中にも「必ずよくなるんだ」という
強い意志、信念をもってほしいのです。
それは暗闇の中に揺らめくマッチ棒の
かすかなともしびかもしれません。
でも、薬の力を借りて、周りの援助を得て
歩むうちに、それは松明のともしびとなり、
やがて進むべき道が見えてくるようになります。

大切なことはマッチ棒のかすかなともしびを
松明のそれにかえる努力です。
それは統合失調症という病気を知ること
であったり、より当事者にあった薬を
みつけることだったりさまざまです。

あるいは同じ疾患で悩んでいる当事者と
家族の方々との支え合いも大きな力に
なるでしょう。
もしかしたら、この本も何かのヒントに
なったり、勇気と希望を与えられるかも
しれません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

当事者と家族からのメッセージ
統合失調症からの回復のヒントが
ここにある。


<自分を探す旅に出よう>

<多く、たくさんの涙をたとえ流したとしても>

<何かを伝えてくれようと、それはしているのだ>

「人はその人に、越えられない壁はやってこない」


知性は方法や道具に対しては鋭い鑑識眼を持っていますが、

           目的や価値については盲目です。


      アルベルト・アインシュタイン(1879〜1955)

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