2009年04月29日

【加藤諦三さんの本:「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」に出た本!大反響!】

こんにちは☆

統合失調症の、一主婦です。
発病して、21年になります。
この病気は全国どこでも、100人〜130人に
一人の割合で、発症している心の病です。
『心のバリアフリーな施設設立』目指しています。

2009年を、新しい出発の年として
迎えました。
少しでも、前進できるよう、務めていきたいと
思います。

さつき ”(^o^)”



■『自信と劣等感の心理学』加藤諦三 著
からお送りします。

■父親から「お前はダメなやつだ」と言われ
つづけ、青年になるころには、劣等感の塊に
なっていたという加藤諦三さん、
そんな加藤さんも、あることがきっかけで
劣等感から抜け出すことができたと言います。

ーーーーー加藤諦三さんの言葉ーーーーーー
それは、今までの人間関係が終わりかけて
いたころだった。そして新しい人たちと
気持ちが触れ合いだしたときだった。
するとそれまでなんであれほど他人から
低く評価されることが怖かったのか
不思議に思ったのである。
つまり自分の中で自分を憎むことを
止められたのであろう。
それは私にとって人生における
第二の誕生であった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■加藤さんは、毎日を精一杯生きることは、
「がんばって生きる」こととは違う。
毎日を精一杯生きることとは
「ありのままの自分の価値を
信じて精一杯努力して生きること」
である。と言われます。

■本当に自信のある人は尊敬を求めては
いないし、本当に自信のある人は
ただ、コミュニケーションを求めている
だけだということもわかりました。
けれど、自信のない人は相手に尊敬を
求める。自信のある人が相手から
尊敬を求めることは無い。だから
自信のある人はただコミュニケーションを
求めているだけであって、ゆとりが
持てるのだと知らされました。

悲劇は小さな家庭環境の中から始まり、
抑圧された子供の心は、大人になった
それをも、成長をはばむ。

■しかし、物事に挑戦的に生きてきた
加藤さんは、アメリカにも渡り、
様々な困難な目にもあってきた。
困難な目にあったからこそ、
違う視点で物事を見れるようにもなった
と言います。

■気づくことは、大切。
劣等感の強い人は、自分に執着しているから
周りの人に「気付く」と言うことが無い。
自分以外に関心が無い。
劣等感に苦しんでいる人は、
今日一日で、周りの新しいことに
どれだけ気付くことができたか
書きだしてみるのも良い方法だと言います。

■劣等感があっては、もちろん自信も
持てません。
この本は、自分に自信をつけたい人に
向けた、教則本ではないかと思います。

■加藤さんから、たくさんの励みになる
言葉が、この本の中にはありました。

ーーーーーー加藤諦三さんの言葉ーーーーー

「私はこうですよ」と正直に言って、
自分の周りに残った人のなかで
生きていけばいい。
いままでの辛い時間は、幸せにたどり着く
ための準備期間だったんだと思えるように、
今日から生きてみよう。
いま、あなたの肩に背負っている、その悔しさも、
不満も、愚痴も、嫉妬もそして悲しみも、
今日で全部捨てよう。
そして、いままでの苦労や苦しみの体験から
得たものは、これから先の人生を生きる
道具に変えよう。
つらい体験から得たものを、活かす(いかす)
のが「前向き」に生きることだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

何があなたの中の自信を引き出すのか〜加藤諦三



<あなたは、心の棘を抜きたいと思いませんか?>


<それは、ささった時よりもしかしたら
痛いかもしれない>


<それでも、心の棘を抜きたいと
私は思う>

「それは、人生のスパイスになるかも知れない」




            闇があるから光がある。

  そして闇から出てきた人こそ、一番本当に光の有難さが分るんだ。


 小林 多喜二(こばやし たきじ:1903〜1933)


2009年04月26日

【統合失調症は回復する病気である:闘わず、あきらめず、必要なことはすべてやろう!】

こんにちは☆

統合失調症の、一主婦です。
発病して、21年になります。
この病気は全国どこでも、100人〜130人に
一人の割合で、発症している心の病です。
『心のバリアフリーな施設設立』目指しています。

2009年を、新しい出発の年として
迎えました。
少しでも、前進できるよう、務めていきたいと
思います。

さつき ”(^o^)”


■『統合失調症とのつきあい方〜闘わないことのすすめ』
蟻塚亮二(ありつかりょうじ)著 からお送りいたします。
蟻塚亮二さんは、精神科医でらっしゃいます。

■私が、この本を読んで感じたことは、
蟻塚亮二医師は、真に献身的で、患者さんの
味方(正義の味方)とでも言うような精神科医で
らっしゃるな、と感じました。

■蟻塚医師によると、薬を服用しながらでも
患者の能力は曲線をになって、回復して
くる可能性はあるとしている。
「長い目で見れば、悪くなるより良くなる
病気」なのだという。

■回復を遅らせているのは、むしろ
劣悪な精神医療に問題があるとしています。
民間病院が精神医療の多くを担うにしても
厚生省は露骨にこの勧告を声明まで
出して無視した。自分からWHOに
精神医療の改善勧告を出してくれと
依頼しておきながら、出された勧告を
否定するという、なんとも失礼なことを
厚生省はやったのです。
だから丸投げされた民間中心の精神医療も
劣悪で安上がりなものになっているのです。

■精神医療を民間でやってはいけないの
理由には、ベッドが空いたら収入が減る。
だから長期入院患者が増えるという仕組みです。
消防や警察を民間がやるとどうなるか?
消防が人件費をまかなうために火をつけてまわる
ということになります。
それでやっと人件費が出せる。
そんなことを精神科医療でやってきているわけです。
精神科医療の民間依存体質を変えなきゃいけない
と、蟻塚さんは言っておられます。

■徹底して、患者側に回る蟻塚さんの
「患者に対する慈愛」とでもいうものが
伝わる気がしました。

たとえば、患者さんが診察に来て、
昨夜眠れなくて、自分で考えて作をとった
という。
すると、その方法をちゃんと聞いてあげる。
で、患者さんが、たとえば、眠れないので
父親の一升瓶を持ち出して、飲んだ。
それを3回ほど試した。と言うと、
大いにその方法を褒めてあげるのだそうです。

■決して、結果だけを聞かない、
ちゃんと、自分で考えてやったことに対して
誉めてあげるのです。
患者さんが、ちゃんとSOSを出せたときにも
誉めてあげます。
患者さん自身が、SOSを出せる(状況を説明できる)
というのは、実はすごいことなのです。
「自己判断が自分でできません」と告げる
とこができることは、これはすごいことなのです。
だから、うんと誉めてあげてくださいと
蟻塚医師は言っておられます。

■また、感動だったのが、身体の障害でないのに
身体の様子(異常)だけで判断しないように、
との話は感動でした。
それは、患者さんの「見せかけ」であって
症状がそのときに出ているだけであります。
環境で、いくらでも変ることがあるのです。
入院の状況の中で、閉鎖された状況で
自然にふるまうことのほうが無理がある。
統合失調症ほど、回りの環境に影響されやすい
病気は無いのです。
外に出れば、それなりにまた変わります。
普段、異常行動をしているからといって
外見だけで、「もうダメだ」と放置して
しまったりするものではないのだそうです。
患者さんは、正気な感情をを持っているのです。
その正気な感情に働きかければ、
いくらでも回復する可能性はあるのですから。

■また、幻覚や幻聴の回避のしかたなど
書かれていますので、関心あられる方は
読まれてみては、と思います。

こういった、統合失調症を扱う医師や
また、患者さん自身が本を出しているケースは
数にするとかなりあるらしいですので、
また参考になる本が見つかるかもしれません。

あきらめず、闘わず、がんばっていきましょう!!



あらゆる人々をよろこばせることはできない。

批判を気にするな。人の決めた基準に従うな。


    ロバート・ルイス・スティーヴンソン(1850〜1894)


小説家・詩人・エッセイスト。スコットランド・エディンバラ生まれ。

2009年04月22日

【やっと本当の自分に出会えた:統合失調症と生きる当事者・家族からのメッセージ】

こんにちは☆

統合失調症の、一主婦です。
発病して、21年になります。
この病気は全国どこでも、100人〜130人に
一人の割合で、発症している心の病です。
『心のバリアフリーな施設設立』目指しています。

2009年を、新しい出発の年として
迎えました。
少しでも、前進できるよう、務めていきたいと
思います。

さつき ”(^o^)”


■『やっと本当の自分に出会えた』上森得男 著
は、統合失調症の回復のヒントがもらえた本でした。
この本では、当事者の上森一郎さんのことを
お父様が記されたものでした。

今では、元気に回復して、リサイクルセンターでも
その働きぶりを認めてもらえている一郎さんですが、
一時は、絶望的になったこともありました。
回復には、リスパダール(液状)という
新規抗精神病薬へのスイッチングに
踏み切ったことと、本人の良くなりたいという
意欲、周りからのポジティブな働きかけ
があって、改善への道を開いたのでした。

■ただ、新規抗精神病薬は、いくつもあるので
どれが患者さんに合うかはわからないので
医師との相談のうえ、理想的には、
患者さん(当事者)が、薬のプラスもマイナスな
面も理解した上で、自分の意思で選ぶことが
大事だと言われています。
こういったことは、患者さん自身に、
自分の病気に責任を持つという意味でも
大事なことになってきます。

■医療提供者の決定に従って薬を服用する
ことを「コンプライアンス」と言います。
当事者が自分の病気を受け止め、
服用の意義を理解し、主体的に治療に
積極的に参加するなかで、医師の支持に
したがい正しく薬を飲むことを
「アドリヒアランス」と言います。

■調べたわけではありませんが、
まだ「コンプライアンス」の状態の
病院は割にあるのではないでしょうか。

一郎さんの、ご家庭では、一郎さんのお父さん
著者の上森さん自身の、
お兄さんと、弟さんが統合失調症で二人とも
お亡くなりになっています。
お兄さんは自殺で、弟さんは、自殺未遂が
もとで、生涯病院から出られませんでした。

■上森さんが、息子さんの病気に対して
真剣になったのも、お兄さんと、弟さんの
残念な結果があったからこそ、
自分も反省するところがあり、
また自分の愛する息子が苦しむ姿を
見ていられなかったから、
なんとかして一日も早く良くして
やりたいとの思いからでした。

■ところが、家族のそういった思いとは
裏腹に、焦ることは患者さんにとっても
良い結果は生みません。
それに気づいた上森さんは、
一郎さんに理解を示し、心を寄せています。
とにかく、どんなときにも前向きに
働きかけてきた上森さんの、
ひとつひとつの言葉には、
息子さんに愛情かけて丁寧に働きかけて
きた思いが伝わります。

■ーーーーー上森さんの言葉ーーーーーーーー
統合失調症を受け入れることは容易な
ことではありません。
私たちもそうでした。でも、絶望して
立ち止まったままでは何一つ前進しません。
絶望の中にも「必ずよくなるんだ」という
強い意志、信念をもってほしいのです。
それは暗闇の中に揺らめくマッチ棒の
かすかなともしびかもしれません。
でも、薬の力を借りて、周りの援助を得て
歩むうちに、それは松明のともしびとなり、
やがて進むべき道が見えてくるようになります。

大切なことはマッチ棒のかすかなともしびを
松明のそれにかえる努力です。
それは統合失調症という病気を知ること
であったり、より当事者にあった薬を
みつけることだったりさまざまです。

あるいは同じ疾患で悩んでいる当事者と
家族の方々との支え合いも大きな力に
なるでしょう。
もしかしたら、この本も何かのヒントに
なったり、勇気と希望を与えられるかも
しれません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

当事者と家族からのメッセージ
統合失調症からの回復のヒントが
ここにある。


<自分を探す旅に出よう>

<多く、たくさんの涙をたとえ流したとしても>

<何かを伝えてくれようと、それはしているのだ>

「人はその人に、越えられない壁はやってこない」


知性は方法や道具に対しては鋭い鑑識眼を持っていますが、

           目的や価値については盲目です。


      アルベルト・アインシュタイン(1879〜1955)

2008年08月21日

【アダルトADHDという障害『片付けられない女たち』サリ・ソルデン著。】

こんにちは☆

さつきです。

統合失調症という心の病気を併発して20年
愛犬の死を機にBlogを書き始めて2年4か月ですexclamation
心の病気の人を応援する活動をしています
夢は『心のバリアフリー』な施設の設立です
みなさん、応援してくださいわーい(嬉しい顔)



■今回は、本のお勧めです。

『片付けられない女たち』サリ・ソルデン著です。

この本に出てくる女性は、ADD(アダルトADHD)の
女性を対象に書かれてあります。
ADD(アダルトADHD)というのは、
ADHD(多動性障害)という脳の神経の障害を
持って生れてきた子供が大人になり、
ADD(アダルトADHD)と言われ、障害を
ひきづったまま生きている大人たちのこと
です。
心の病とは別になります。
脳の「神経」の問題で、心の病とは別です。
遺伝説もあります。
ただ、この障害の人は、頭が悪いわけではありませんひらめき
ただ、神経の伝達が滞っているだけで、ある一定の機能が
足りないだけで、ほかは問題ありません手(グー)
ですが、神経の伝達がうまくできないために
全体が把握できなかったり、総合してうまく物事が
わからなかったりします。
情報が多大に雪崩込んできたり、自分を守るフィルターが無く
大変疲れてしまい、必然的に感情的になってしまいますもうやだ〜(悲しい顔)

■彼らは、生涯に渡り、この障害とともに
生きねばなりませんモバQ
それも、単に片付けができない、怠けものだから、
だらしない、と言われ、叱られ、本当は
能力があるのに、思うように発揮できずに
いますふらふら
本来、パイオニア精神の持ち主なので
開拓精神が旺盛で、大きなことをしたり
アイディアマンなのに、生涯のほとんどを
雑用で終わらせてしまい、ADHDの本来持っている
素晴らしい才能に、気付かれることもなく
亡くなる人も多くいます。
彼らには、むしろ雑用はさせてはいけないのです。
彼らは、簡単なことはできませんが、
逆にリーダーや、アイディアを出させたら
やり手バリバリの仕事をするのです右斜め上
完璧主義でもあります。
ただ、波があり、できたかと思えば急にできない
日もあります。
それらは、周りの人には理解できずに
怠け者ととられてしまうのです。
だから、通常の仕事はむしろほとんどできません。
合う職種が無いのですパスワード
特に女性は適職がほとんどありません。
このタイプの女性は家庭でもほとんど苦労します。
雑務だけだからです。家庭に入ると・・・ふらふら

■彼らと付き合うのは、難しい部分もありますが
大変、ユニークな部分も持っていて、
かわいがられる性質もありますかわいい
子供ではただのADHDと言われますが、
多動な子供もいれば、おとなしい子どももいて
それは(多動タイプ)と(注意欠損タイプ・優柔不断タイプ)
の2タイプにだいたい分かれます。
多動タイプは、動きまわるタイプ・注意欠損タイプは
おとないしいので気づかれにくく、
困難なのは、この注意欠損タイプですモバQ
おとなしいので、何の障害も無いと判断されやすいのです。
そのまま大人になり、厳しい社会の中で
片付けができず、約束も守れず、守らないのではなく
守れないのです。
間に合わない、遅刻する。いろいろ。。
すべて脳の神経の伝達の問題ですパスワード

■いろんな面で困難な生活を
強いられますふらふら
本人自身は、子供のころから、「自分はなかなかいけてる
んじゃないか?」と能力を認めているところがあるのに
周りの大人たちからは、片付けや、身の回りのことが
できずに、落ち着きがなかったり、ぼ〜っとしてたり
するために、叱られたり低い評価をされるものだから
かなり自尊心が傷つき、罪悪感や、マイナスイメージを
根底に持って生きてしまいますバッド(下向き矢印)
そうなると、せっかくの才能がつぶれてしまい、
前向きに生きていくことが困難になるばかりか
ひどく心に傷を負ってしまいますもうやだ〜(悲しい顔)
叱ることだけが、子供にとって良いこととは
言えない例です。
いったん傷ついた自尊心はちょっとやそっとでは
取り返しがつきません。
生涯かけて取り戻しても間に合わないほどです。
成功いかん、ここにかかっています。
自尊心をはたして取り戻せるのか?
この本書をお読みください本


<自尊心をいったん、傷つけられると
 なかなか取り返せない>


<悪いのは、自分でも相手でもないけど>


<傷つくのを選らぶのも自分だけど
大変は、大変さが違うよね>

「もともとの、要素が違うのだものね
受ける量も質も違ってくる。」

「人はみな、違うよね」

「顔も、性格も、血液型も、生年月日も・・・」

「だから、みんな違ってあたりまえなんだ」

「一人として同じ人はいない」



『片付けられない女たち』サリ・ソルデン著
    ↓
http://www.amazon.co.jp/%E7%89%87%E3%81%A5%E3%81%91%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E5%A5%B3%E3%81%9F%E3%81%A1-%E3%82%B5%E3%83%AA-%E3%82%BD%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%B3/dp/487290074X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1219240939&sr=1-1


全ての悲劇は死によって終幕となり、

   全ての喜劇は結婚によって終焉となる。


   ジョージ・ゴードン・バイロン(1788〜1824)

2008年05月15日

【「苦しむのをやめる」ただ一つの方法】

こんにちは☆

さつきです。

統合失調症という心の病気を併発、
20年になります。
愛犬の死を機にBlogを書き始めて
2年と一か月がたちました。
同じ心の病気の人を応援するとともに
現在は『心の病気対談CD』の再録
に向けて企画進行ちゅうです♪
将来は、『心のバリアフリー』な施設を
建設するのが夢です!
これからもがんばっていきますので
みなさん、応援してください♪


■共依存から抜け出すための自助。

 『共依存症いつも他人に振りまわされる人たち』

      メロディ・ビューティ 著

 から、興味深い寓話がありました。
 書いておこうとおもいます。

■昔、一人の女が導師のもとで学ぶため、
 山中の洞窟に移り住んだ。
 すると、導師は山のような書物を与えて
 その場を立ち去り、彼女を一人にして
 勉強させた。
 導師は毎朝、洞窟に行っては、彼女の
 進展ぶりを監督した。
 導師は手に重い杖をたずさえており、
 毎朝、同じ質問をした。
 「おまえはもうすべての知識を学ぶこと
 ができたか」
 それに対する彼女の答えも、毎朝、
 同じだった。
 「いいえ、まだです」
 そのたびに、導師は杖で彼女の頭を打った。
 数か月間、同じことが繰り返された。
 そしてある日、いつものように導師が
 洞窟に入ってきて、同じ質問をし、
 同じ答えを聞き、同じように彼女を
 打とうとして杖を振り上げたところ、
 彼女は杖を取り押さえて、導師の襲撃を
 空中でとめてしまったのである。
  彼女は毎日繰り返されてきた殴打を
 中断させたことにほっとしながらも、
 報復を予期しておそるおそる導師を
 見上げた。
 しかし、驚いたことに、導師の顔には
 微笑みが浮かんでいた。
 「おめでとう。とうとう卒業したな。
 おまえはもはや知るべきことはすべて
 習得した」
 「なぜですか」
 彼女の問に、導師は答えた。
 「存在するすべての知識を学ぶことなど
 とうてい不可能だということを学んだからだ。
 しかも、おまえは苦痛をどのように
 くいとめたらいいかも学んだではないか」




<物事の静まりと空白の中に余韻が残る>


<黙っていることの中に言葉があり
 意味が流れる>


<すべてのものが止まるのをやめない限り>





何をやっても駄目という時、そんな時はパスの一手。

戦えるカードがくるまで待つのが一番。


市川 崑(いちかわ こん:1915〜2008)

2008年05月10日

【「善良な人」がかかる心の病!全米350万部のベストセラー!!】

こんにちは☆

さつきです。

統合失調症という心の病気を併発、
20年になります。
愛犬の死を機にBlogを書き始めて
2年と一か月がたちました。
同じ心の病気の人を応援するとともに
現在は『心の病気対談CD』の再録
に向けて企画進行ちゅうです♪
将来は、『心のバリアフリー』な施設を
建設するのが夢です!
これからもがんばっていきますので
みなさん、応援してください♪

 

■『共依存症いつも他人に振り回される人たち』

       メロディー・ビーテー 著
       村山久美子 訳

 を読んでいます。

 共依存とは簡単に言うと、「他人の世話に取りつかれた人たち」
 ということです。
 ”自分の心をなくしてまでも他人の世話(アルコール依存者)
 や(薬物依存者)の世話をせずにおれない人のことです。
 よくダメな男になぜかくっついて世話をしてしまう女性が
 います。
 そうして、「私がいなければダメ」と相手から
 離れられない、これが共依存のひとつの例とも
 言えます。

■それだけならまだしも、その世話をしている人は
 なぜか相手にさらに要求をされ、不満を言われ
 耐えに耐えてしまう、それなのに自分が
 そこから抜け出せなくなってしまった状態に
 なります。

■共依存者は、アルコール依存者ほどには
 ひどい病気ではありませんが、あるいは
 同じか、あるいはもっと深く傷ついている
 状態にあります。
 アルコール依存者は、まだアルコールに依存して
 苦痛を忘れることができますが、
 共依存になってしまった人は、
 その相手の世話をしつくして、ヘトヘトに
 なるまでやるのに、誰にも気づかれず
 報われることもないのです。

■彼らには援助が必要です。
 なのに、患者を援助しつづける役目を
 かって出ているのです。
 そういった人の中にはアダルトチルドレンの
 人もいます。
 責任感が強く、まるで全世界の責任を
 自分が背負ったかのように感じている人さえ
 います。

■この本の著者、メロデー・ビーテーさんは
 自身がカウンセラーとして活動する
 傍ら、自身の共依存症の一人として
 ある意味、自分を実験台の肩代わりとして
 戦ってきました。
 彼女を支持し、支援してくれ、この本を
 読んだ人の中には、多く共依存者の
 共感を招くものでした。
 多くの共依存者の力になったことは
 間違いありません。

■彼女は、自分の経験、知識、得たものから
 書いていったこの本を通して、
 同じ苦しみを持つ人たちの共感を
 多く受け、「もっと共依存についての知識
 を知りたい」と、さらに本を書いていくのでした。

■共依存についての真実を知りたい方
 また共依存で苦しんでいる方には
 学び、知識を得て、解決の糸口に
 できる本ではいかなと感じています。

 お役に立てれば何よりです。




<あなたの苦しみはあなたの苦しみでしかない>


<しかし、もし勇気を持ってそれを糧に
 生きたなら、何か道が開けるかもしれない>


<自己開示していこう。さらなる未知への
 戦いに臨むために>





『人のために善をなせ、
   善をなせばよい気持ちだ。
         命が延びる』

          大隈重信

 
 

2008年04月05日

【パブロ・ルイズ・ピカソはアダルトADHDだった】

こんにちは☆

さつきです。

統合失調症という心の病気を併発して
20年になります。
幼いころから好きだった文章を書くことを
通して、このBlogでは、私の学んだこと、
出会った人、経験などからの”気づき”
を綴っています。
信念を持ちつづけ、私自身が夢を実現することで
同じ「心の病気」で苦しんでいる人や
ご家族を励ます力になりたいと思い起こして
Blogを書き始め、二年が立ちました。
(愛犬が亡くなり二年です。プロフィールに
記載しています)
わたしの夢・将来の目標は「心のバリアフリー」な
コミュニティーの建設です!
そのための働きかけをこれからも
がんばっていきます!
みなさん、応援してください!!(^^;



■日本でも数少ないアダルトADHDを診断する
精神科医の数は2004年3月調べで
日本全国で10数名と言われています。

アダルトADHDとは、海外なら映画俳優の
トムクルーズがそうです。
以前当Blogにも掲載しましたが
彼はアダルトADHDとともにLD
(ディスクレイジア)という
知能が劣っているのではなく
文字の読み書きのできないという障害
を抱えていました。

■しかし、彼は訓練を重ね、この障害を
克服したことで表彰されています。
(たいした素晴らしい努力だと思います)

何事も終結した努力の末には、結果の
伴うものです。
彼の演じるところの『ラストサムライ』など
外国人でありながら武士道のなんたるかを
演じる素晴らしい外国人だなと感心した
ものです。

■パブロ・ルイズ・ピカソもまたその一人で
アダルトADHDの特徴を表しています。
彼はどうやら生涯アダルトADHDの障害を
もって芸術家として生きたようです。

印象の残る話では彼の言葉によると
「せっかちな自分にとって一時時間は
永遠と思えるほど長かった」
と言ったといいます。
彼は学校の教科書の余白を全部絵で
埋め尽くしてしまい、いたずらを
すると独房に入れられたが
それをとても喜んだと言います。
なぜなら「独房の中で絵を思う存分
描くことができたからだと。」

■物を捨てることができず
同じ作業を続けることは困難に近かったと
言います。
つまりアダルトADHD特有の
「新規追求」です。
同じことを繰り返すことの難しさ
困難さは、私にも共感するところです。

■ピカソは「自分の場合、感情を言葉で
表現したり、意志を伝えたりすることが
文章を書く目的ではない」
と言っています。
言葉を意志伝達の手段として使うのではなく
言葉そのものに独特の意味を持たせようと
したのだそうです。

「焼けつくキャラメル、焦げるキャラメル、
切るキャラメル、くっついて糸を引くキャラメル、
それはバラ色と緑の色を刺激する。
闘牛も何も身に行かず、部屋に閉じこもる
日曜日の午後のキャラメルは、
古毛布でできた紙で包まれている」

という具合です。

■しかし、晩年のピカソは「死」への
恐怖と否認が始まり、それから逃れ
るようにますます制作活動にのめり込む
ようになり、最後まで「死にたいする
話題を嫌悪し」絵のできが悪くなることを
自分でも気づきながらも奮い立たせて
仕事をし続けたといいます。

■私はこのアダルトADHDのことが
新たな発見として上がり、今までの
自分の中で霧となっていた部分が
見えてくるものがありました。

図書館で借りましたが、とても参考になった本です。


『星の先生の 知っておきたいアダルトADHD』
        
          星野 仁彦 著



<闘争意識は人間の中にいつでもある>


<それを栄位につかうことで世の中が
発展していくのではないだろうか?>


<つつましく、そして速やかに、つつがなく>


『ラストサムライ』
  ↓
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=240096


『パブロ・ルイズ・ピカソ』
  ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%AB%E3%82%BD

2007年10月01日

【働きすぎたら休んだってだいじょうぶ♪】

こんにちは☆

さつきです。


統合失調症という(心の病気)
になって19年が立ちました。
ブログを書いてきて一年と
6カ月になります。

■2008年、3月病気完治目指して
がんばり中♪p(^^)p♪

【夜明け前が一番暗い!】

もうすぐだ!がんばれ!!

■『心の病気対談CD化』目指してます!
(発売に向け奮闘ちゅう♪)

■『心の病気のかた本人・家族・友人・恋人
 の方に役立つ本』出版目指しています!
(ただいまは作家志望ちゅうの卵です♪)

★『さつきの3ついいことあるよ日記』
いつも応援してくださり、ありがとうございます。
わたしの気づきがあなたの気づきになったら
いいなと思いながら書いています。
夢にむかって一緒に進んでいきましょう!!

さいごの章に『★励ます言葉集☆』あります♪V(!0!)V♪
ご覧ください♪



うつの人はがんばりすぎてはいけません。
仕事がバリバリできるからといって
その人が元気だとは限らないのですから。
うつは「がんばりすぎる傾向」にある人が
なるのですから。

それを「がんばってるから大丈夫なんて」
見ていたら大間違いです。
だいたい「がんばりすぎるのなんて」
人間の一線を越えてます。

■「働きすぎたら、休んだってだいじょうぶ」

今日から「うつ」の対処法についてシリーズで
お送りしようとおもいます。

これは精神科医の齋藤茂太さん執筆の
『気持ちの整理・不思議なくらい前向きになる
94のヒント』
からお送りします。

■この本の箇所のまず「働きすぎたら、休んだって
だいじょうぶ」からお送りしたいと思います。

病気になったことを「人生の挫折」のように
感じたり、自律神経失調症になっただけで
自分を「社会不適応者」と思い込む人もいる。
しかし、病気というのは体が調整に「失敗した」
結果として、なるものではない。
バランスを「くずした」から病気になってしまった
のではない。

齋藤茂太さんの考え方は、
【体のコンデションを「調整するために」】
なったのである。
病気は挫折ではなく、さらに前に進むための
積極的な調整方法なのだ。
ということでした。

■もちろん本当は、病気になる前に
調整できたらいい。
ちょっと風邪をひいたらのんびりし、
「疲れたな」と思ったらストレスを発散する。
その程度で予防できれば一番いいだろう。

と、言われる齋藤茂太さんは
医学博士、齋藤病院名誉院長です。
その齋藤茂太さんでも、ときどき
「うつ傾向」になるというのですから
いかに「うつになりやすい社会」
ができているか知れるものだとおもう。

■社会で生きていれば、休みたくても
休めないときがある。

会社を長期に休めることなどめったにない。
ところが、齋藤茂太さんは、これを「チャンス!」
と言われる。

この長期休暇をおおいに楽しんで
長期休暇をしよう!
というわけです。

■「おれひとり、こんなところでなにしてるんだ」
と悲観的な気分になってきたら
気分転換に、入院生活を積極的に
楽しむ趣味を考えてほしい、と言われます。

齋藤茂太さんが、入院したときに
考えだした「楽しみ」が
なんと【オシッコ観察】です。

■前立腺(ぜんりつせん)の病気だったので、
発案した入院中の趣味が
【オシッコ観察】だったのです。
手術のあと、膀胱(ぼうこう)に管を入れて
尿を袋にためていた。
ポタポタとオシッコが出てたまって
くるのが自分で見える。
それを見るともなく観察しているうちに、
お茶を飲むと何分後にオシッコが出てくる
というようなことがわかってきた。
健康なときには、そんなことが目に見えて
わかるわけではない。
これは病気ならではの【おもしろさ】。

なるほど!

■重病で「楽しんでる暇などない」人もいますが
この本を読めるくらい余裕のある人なら
だいじょうぶ。
ぜひ、入院中の楽しみを見つけてみて
ください♪

わたしからもおねがいでぇ〜す♪

イライラするほど、治り悪いですよぉ〜♪(^0^)♪


さつき






<小旅行など、気分転換になります>


<ホテルに缶詰になってみるのもときにはいいかも>


<などなど。。。わたしも時々しまぁ〜す♪>





君、時というものは、それぞれの人間にとって
それぞれの速さで走るものなのだよ

             シェークスピア



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